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2009年9月27日日曜日

村上春樹の「ピンボール」


東京新聞に「大器免成」という言葉が載っていた。老子にあるそうで、大器晩成でなく大器はそもそも成らないと言う。なるほど。

国連総会でカダフィー大佐が既定の15分なのに1時間半しゃべり、小冊子をぶん投げた。イランのアフマディネジャド大統領も国連批判をした。オバマ大統領の演説には立ち見の聴衆が集まった。鳩山首相は「ハトサマ」と間違えて呼ばれた。世界は変わるのだろうか。

村山春樹「1973年のピンボール」読了。僕と鼠の物語。その後の小説展開を予感させる一人称三人称文体の2つの物語が同時進行する。1969年春僕は20歳、直子と双子の女。あまりピンとこなかった。風の歌を聴けの続きという程度。次の羊をめぐる冒険に期待する。しかしその前に影丸伝17巻を読まねばならん。そしてヤフオクで入手した堀田善衛NHK人間大学テキスト「時代と人間」もある。堀田さんのミシェル城館の人も再読する必要がある。仏教の研究ケルト文明の調査と中国文化大革命の総括と、井上靖の補陀落渡海記、松本正彦の劇画バカたち、荒俣宏の新帝都物語それからオバケのQ太郎第二巻も入手しないといかん。忙しいのである。


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