
前753年ロムルスが建国。これが「ローマ」の由来だ。その時代は王様だが長老会と民会が政治に参加していた。前509年、王が追放され共和制になった。元老院と民会が選出した政務官で政治が行われる。大統領制みたいなものと私は解釈した。その後国政の混乱しカエサルが独裁官として台頭する。
前44年に暗殺された後はオクタウィアヌスが政権奪取した。前27年に初代皇帝アウグストゥスとなる。共和制復活を宣言するが、元老院は縮小され民会は無力化され帝政が樹立された。313年コンスタンティヌスがキリスト教公認、392年テオドシウスが国教化した。395年東西分裂、476年西ローマ帝国滅亡と続く。
ローマ帝国は社会・文化レベルの高く、英国の産業革命まで凌駕されることはなかった、というのがすごい。そしてローマ・カソリックとして世界宗教を生んだのも、その後の人類の歴史に大きな影響を与えたのであった。堀田善衛がよく語っていたヨーロッパの歴史の重みについて、思いをいたした。
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