
Bunkamuraザ・ミュージアムで「ロートレック・コネクション」を見た。印象派の先達の跡を受けて、パリに良き、都市の人々を描く。ロートレックを写真で見ると、両足が不具で背が異様に低い。それでも自転車マニアだったというのが面白い。40台で早世した天才だ。ポスターを芸術に高めた。クロッキーがそのまま完成品になった感じ。色合いも黄色とか黒とかオレンジとか大胆。人間観察がとてもシニカルだと思う。リトグラフが多いが、油絵もある。ほとんどキャンパスではなく厚紙に書いたりしている。これは意図的なものなのだろうか。全体に混雑しておらず良い雰囲気だった。隣のショップも、変わったポストカードやアート関連書籍が並んでいて面白い。見たかった東京新聞社の都市写真集も並んでいて立ち読みできて嬉しかった。
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