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2009年10月11日日曜日

アンリ・リヴィエールの浮世絵


神奈川県立近代美術館・葉山にはじめて行った。アンリ・リヴィエール展を見た。広重や北斎と同じように風景や身近な人物の点景という主題が具体的に描かれているので、わかりやすくてきれいで楽しかった。それに海辺の光景を描いたものが多く、この葉山という土地によく合っている。ナイスである。

リヴィエールは多色刷り木版画の下絵と版画を、全部ひとりでこなしたというからすごい根性だ。それも自分で工夫開発したというのがえらい。木版画時代の作品は本当に浮世絵と実に良く似ている。広重がフランスにいたらかくやと思わせる。

日本の版画を並べて展示するという粋な計らいだった。その結果日本の浮世絵の凄さを再発見することができた。写実性を越えたデザイン性は真似が出来ない。たとえば、北斎富嶽36景の凱風快晴は、本当にどえらい作品だ。その36景に触発されたのか、リヴィエールにも連作がある。エッフェル塔三十六景は遠景に小さく描いたり、建造中の現場作業を主体に描いたり、なかなか楽しい

葉山の海辺に出てみる。秋晴れの下、青い海は少し波は荒いが美しい。家族連れが遊ぶ休日ののんびりした雰囲気が気持ち良い。打ち上げられた海草の匂いが強力ではあるが。逗子からはバスなのだが、道路が狭い。歩行者いて対向車が来ると最徐行するか一旦停止するしかない。20分以内で行ける距離だが、帰りは大渋滞し1時間近くかかった。それだけが残念であった。

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