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2009年10月15日木曜日

仏教を考える


釈徹宗「仏教ではこう考える」(学研新書読了浄土真宗本願寺派つまり西本願寺龍谷大学の坊さんだ。大谷派のヒトは考え方が違うのだろうか。しかしこれ以外に東京・築地本願寺を本山とする東本願寺派てぇののもあるらしい。この仏教の宗派派閥の多様さというか無軌道さが好きではない。
それはいいとして、釈さんの一問一答は解りやすく面白い。仏教全般の概念から割と学問的な見地から答えてくれ。それでもやはり浄土真宗の視点も出てくる。これだけ読むと浄土真宗っていいなとか思ったりする。
仏教(あるいは真宗のか?)の死生観というのが一番気になる。自分の死生観もここまで生きてきて変遷しているし、これからも変わるだろう。その考えを深める一助にはなる。
一方で、ジャイナ教イスラム教も気になる。もちろんヒンドゥーも。本を読むんじゃなくて坊さん(仏教以外の聖職者を含む)の話を聞いてみたい。釈さんの言うトリックスターとしての坊さんに興味がある。

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